事故車の補正方法

フレームが曲がるとまっすぐ走りません
事故を起こした車は、衝撃により車体が歪んでしまいます。人間でも、姿勢が悪いとまっすぐ歩くことができなかったりしますが、車の場合も同様で、車体の、特にフレーム部分が曲がってしまうとハンドル操作が思うように行かないなどのトラブルが発生することがあります。
これらの問題を解決するのが事故車のフレーム矯正作業です。

フレーム矯正では何をするの?
事故車のフレーム矯正では、まず車がどの方向にどれだけ曲がっているのかを正確に測定します。わずか数センチの歪みでも、車の走行性能には大きく影響してくる場合もあるようです。車がそのままの状態でおいてあると中々気づかないのですが、数値として歪みが出ていることを確認すると驚きを隠せないということも多いようです。
その後、測定した結果を元に、歪みを伸ばしたり縮めたりしますが、その際には油圧などを用いた治具により、車体を補正していきます。これにより車体が正しい寸法になるように矯正を行い、再び正常に走行できる状態にしていくことが出来るのです。

ただし元通りではない
車体フレームの矯正を行えば、車の走行性能は元通り…というわけにも行かないのがこのフレーム矯正の困ったところです。
そもそも近年の車はモノコック構造と言って、車体を構成するフレーム全体で衝撃を吸収する形式ですから、事故を起こした時点でフレーム全体に衝撃によるダメージが入っています。つまり、元通りの強度は発揮できないかもしれないということです。次に事故を起こした時は、最初の事故のときよりも被害が大きくなるかもしれません。
無理してフレーム矯正をした車に乗り続けるよりは、事故車の買い取り業者に依頼して、買い取ってもらい、それを頭金などにして新車購入のほうが安心してのりつづけられるかもしれませんね。