ボディの補正方法

追突事故や正面衝突事故によってボディが歪んでしまった車両は、そのまま自走できる状態であったとしても、実際には大きな問題が発生しています。
ボディを構成している金属は、力がかかっても、再び元の状態に戻ろうとする弾性があるため、日常生活で車を運転しているだけなら、ボディが歪んたり、曲がる事は殆どありません。

しかし、車同士が衝突したり、あるいは中央分離帯、ガードレール等の構造物に衝突をした場合は、強い力が一気に掛かるため、ボディの金属が曲がったまま元に戻らなくなります。
自走可能な程度の事故車であれば、目には見えない程度の歪みなので、それだけなら問題なく車を利用できるように思います。
しかし、わずか数センチの歪みだったとしても、車全体で見れば大きな歪みとなり、走行中にまっすぐ走らないという事があるようです。
また、一度歪んだボディは、次に事故を起こした際に、正常な状態と比べて耐久性が劣るため、被害が増すということも考えられます。

それを防ぐために、車のボディを油圧ジャッキなどで矯正する事が、事故車では行われます。
ボディを矯正することで歪みを取り去り、正常な状態に少しでも戻すことで、自動車としての機能を復旧させます。

しかし、完全に歪みを取り去ったように見えても、やはり事故を起こしていない自動車に比べれば安定性や強度に不安があるため、中古車として売却するときには査定額が下がってしまいます。

そういった車は、事故車買取の専門業者に依頼して買い取ってもらうと、通常の中古車査定より高額になる場合があるので、頭に入れておくと役立つかもしれません。